4月2日(日)から6日(木)までParo townのDzongでお祭りが始まりました。正式名称は Rinpung Dzong で宝の山のゾンだそうです。階段を登って行くと、写真の裏側のゾンの軒下に大きなハチの巣が2ヶ所垂れ下がっていました。

初日はゾンの中庭で踊りが行われます。アパートの近所の人々は8時頃に家を出ていたのですが、我々は9時半出発で、既にゾンは中庭以外も人がいっぱいでした。

中庭から写した周りの写真です。反対側の3階で屋根の梁につかまって踊りを観ている人もいました。国営放送のBBSで私たちが見学をしている姿が映ったと、配属先のスタッフが後日言っていました。

4月3日(月)は仕事で、4日から6日までがParo tshechuの休日です。この写真は4月5日(水)の写真です。この日は11時にゾンの前の橋に集合だったのですが、途中で車に乗せてもらい早く着いたので先に会場に行くことにしました。道先に素敵なキラを来ている女性がいるなと思って追い越したら、その二人は配属先のスタッフと娘でした。今日はこの写真の所でカムニ(スカーフ)の着用です。この後にも配属先のスタッフや近所の人に会いました。

今日の会場は外庭なので、両側の斜面にも観覧客が多くいます。正面の建物の上部に高僧がおられます。

13時頃から、この日のメインの閻魔大王の裁きが始まりました。会場で会った配属先の人は重要な演目だと言っていました。私は室内から観ていたのですが、行列に並んだ協力隊員の人はオレンジ色の紐を首にかけてもらっていました。

最終日の6日(木)は早朝からお祭りが始まり、ライトアップされたゾンが美しいです。ちょうど5時頃にゾンの入口に着いたら中からお坊さんの行列が始まり、会場まで後ろから付いて行ました。

グル・リンポッチェが中心に描かれたトンドル(大仏画)は4時に御開帳されたそうです。我々は5時半頃にお参りでき、この時もBBSの放送に映っていました。あとから来た協力隊員によると7時半頃にはトンドルが片付けられ、国王は来られなかったそうです。参拝者も多くなり身動きができにくかったと言っていました。

ゾンから見た朝もやのParo townです。我々は寒いので10Nuを払ってトイレに行ってから、ミルクティーで温まっていました。

おまけで、最終日(4月7日(金))のDzongdrakha tshechuの写真です。私の配属先の辺りはこの日も休日なので、お祭りを観に行きました。初日より外国人の観光客は少なかったです。伝統衣装を着て協力隊員が買ってくれたブータンのお菓子やモモを食べていたので、観光ガイドにブータン人と思われていました。明日からまた活動が始まります。