ガベスから何回も検問に会いながら国道一号線を北上し、エル・ジェムへ向かいました。途中のスファックスのバイパスはゆるいS字の繰り返しが続き、オリーブ畑が両脇にありすごくいい道でした。検問はテロリスト対策のためだったようです。それとスピードは控えめに!
闘技場は大きく街から良く見えるのですが、一方通行でたどり着くまで大変でした。チュニス方面からなら、苦労せずに行けそうですが。

世界遺産にも登録されている円形闘技場は予想していたより大きな建造物でした。闘技場は未完成ですが世界で3番目に大きく、保存状態は一番良いそうです。闘技場の地下を歩き、ここでローマ人の楽しみのために、多くの人や動物が死を迎えるのを待っていたのかと思うと、心が痛みました。今は時代も変わり、夏にはコンサートも開かれるとか。
入場料は6ディナールで、カメラが1ディナールです。参考までに、チュニジア滞在証明のある外国人なら、毎月第一日曜日に無料で観光地に入場できるようです。