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ジェルバ島-ウミガメ [旅行-チュニジア]

パジノ(カジノ)前のレストランで20時頃腹ごしらえしました。このレストランには地球の歩き方に載っていた記事が飾ってありました。サラダ・メシュイーヤの味が普通のものと一味違い、隠し味が何かと悩み、ココナッツミルクかなと思いました。今回の旅のメインはウミガメの産卵を見ること。ジェルバ島で活動する青年海外協力隊の人が、ウミガメの産卵の昔の写真を見たことが発端でした。
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総勢9名の探検隊は21時頃タクシーで海賊船が向うフラモンローズ半島の道があるところまで行きました。満月の次の日なのですが、まだこの頃は月が昇っていませんでした。サッカーボールを蹴りながら海岸線を進むとウミガメの死体と遭遇です。これは産卵で力尽きたのかと、これからの道程に期待が持てました。
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しばらくすると月が昇ってきましたが、懐中電灯がないとウミガメは探しにくいです。ネットで調べるとウミガメは満月に多く産卵するや、新月に多く産卵するなど正反対のことがかかれています。新月は暗くウミガメを探せないと思い、満月を選びました。そして次に遭遇したのは鳥の死骸でした。
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1時間半ほど(2km)歩いたら開けた場所に出たので、ここで休憩をすることにしました。お菓子をつまみに、ロゼワインを2本空けました。朝から持ち歩いていたのですが、凍ったペットボトルと一緒にしていたのでまだ冷たく美味しかったです。この写真は何の実なのでしょうか?私はこのまま寝込んだのですが、0時頃、元気のある人たちは半島の先まで早歩きで海岸線を通り1時間半、帰りが4WDの後をたどって1時間10分だったそうです。3時頃、夜食のツナサンドイッチを食べながら話を聞いたら、この間ウミガメの死体を3体見つけたそうです。しかし産卵は見れなかったそうです。
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Tシャツ2枚に長袖シャツ1枚で野宿は風が強くて寒かったです。砂山の影に隠れて風に当たらないようにしていました。6時頃明るくなったので私も走って半島の先まで行くことにしました。私は4体のウミガメの死骸を発見しました。先発隊の話から一番最初の死体は見過ごしたようなので、半島の海岸線には昨日のカメを含めて計6体の死骸があったことになります。昨日の海賊が漁師はウミガメを見つけると殺してしまうと言っていました。この6体も殺されて海岸に打ち上げられたのでしょう。
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水平線から登る朝日を見ながら砂だらけの体で走り続け、45分(4.7km)で半島の先に着きました。しかしウミガメの上陸した跡はありませんでした。モペットに乗ってここまで着た釣り人が3名いました。徹夜で魚釣りをしていたのでしょうか?釣れた魚はスズキ1にSaupeと言う魚が3でした。
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帰りは4WDの轍の後をたどって戻ることにしました。はあ?小鳥が車に轢かれたらしいのですが、砂地なので形がそのままです。半島は波打ち際やいたるところに4WDやバギーのタイヤ跡がありました。夜中に4WDを乗り回していた人たちも。こんなところではウミガメも産卵に来ないですね。写真は良き昔の思い出です。
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半島から10分くらい戻ったところに海賊の基地?が有りました。木製の長椅子と長机やバーベキューセットがありました。番犬がいるか心配しましたが、吠えられませんでした。午後に本島からこちらを見たら海賊船がいっぱい停泊していました。
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私の影におびえたのか水鳥が飛び立ってゆきました。そして同じような入り江がいくつも有り少し迷いながら45分で本隊と会うことができました。海の向こうはジェルバ島の本島です。

私はこのままツーリステックゾーンのカフェでビールを飲むまで、休憩無しに3,4時間歩き(6km)続けました。途中で汗まみれのTシャツを脱いで歩いたらすごく気分が爽快でした。そしてホテルを横切って道路に出たら偶然にも昨日夕食を食べたレストランの前でした。

シナゴーク編へ続く
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