トズールのメディナ [旅行-チュニジア]
このメディナ(城壁に囲まれた旧市街)はそんなに大きくないが、観光用と一般の生活が同居している。この写真の影の中に子供たちが遊んでいるのが見えますか?トズールにはオアシス(泉が有るのでヤシの木が生えている)があり、交易の町として栄えてきた。今はチュニジア南部の観光拠点として発達し郊外には高級ホテルが乱立している。メディナツアーには外国人に混じり日本人も何人かいた。
一般的にチュニジアの家はレンガ(イメージは日本のブロック)の外側にモルタルを塗って白く塗装をしている。しかしこの街はレンガの上に日干しレンガを積んで化粧壁を作っている。このレンガの品質は良くなく濡れると欠けてくる。レンガなので修復も簡単そうだし、雨が少ないのであまり問題は無いようだが、柱の下部がもろくなっているのを見た。同期のレンガ専門SVに聞くと不規則な焼き具合で色合いがばらつき、また、レンガの組み合わせで、幾何学的な模様を作るので逆に味わいのある景観になるそうだ。日干しレンガをルネッサンス風に内壁に使用したホテルがあり、日本でも普及できないかと言っていた。レンガの話はレンガ工場へ行ったので後日、書き込みます。
トズールの黄色の日干しレンガの町好きです。
by (2007-11-19 00:43)
このレンガの凸凹で日陰を作り涼しくしているそうです。トズールの土は塩分が入っていて焼くと、身が絞まるといわれているそうです。ただ、こちらにいるシニアボランティアの方は日干し煉瓦でも低温で焼くのでダイオキシンの心配もしていました。
by GAKI (2007-11-19 02:59)