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ローマ-バチカン [旅行-イタリア]

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バチカンがローマかと突っ込まないでください。サン・ピエトロ広場はもっと広いのかと思ったけど、そんなでもありませんでした。広場の周りは日陰で階段になっており、暑かったのでガイドさんの説明や休憩をしている人が多かったです。
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少しピンボケですが、バチカンを守る衛兵です。衣装はミケランジェロがデザインしたと聞いたことがあります。500年間も同じものを大切にするのはヨーロッパの文化でしょうか?軍服にしないのはバチカンだからでしょうか??
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サン・ピエトロ大聖堂の中です。ここも思ったより広くありませんでした。でも、フラッシュをたいても写真が暗いので広いのか?日曜日だったので中でミサをしていました。
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英会話の先生が薦めた、ミケランジェロが作ったピエタです。ミケランジェロはピエタのような繊細な彫刻から、ダビテのような迫力のある彫刻まで才能が豊かですね。この作品は大理石で聖堂の中にあるのですが、ガラスで覆われていました。酸性雨でもなければ風化しないと思いますが、何か理由があるのかな?繊細な作品なのでガラスが無いほうがわかりやすいと思います。

テルミニ駅から18:30頃発の電車に乗って空港に戻りました。12時間近く歩き続けたので足に水ぶくれができてしまいました。飛行機はAZ7788便21:50発ででJALの機材を使用した共同便でした。久しぶりに日本の飛行機に乗ったのですが、フライトアテンダントが通路に腰を下ろして話しかけるのには恐れ入りました。
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ローマ-休日 [旅行-イタリア]

オドリー・ヘップバーン主演のローマの休日のロケ地をアップします。いずれもメージャーな観光地ででご存知の方も多いと思いますが、自分のメモとして書き込みます。
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フォロ・ロマーノ内にあるセヴェルスの凱旋門です。遺跡はチュニジアで多く見たので周辺を回っただけにしました。この門の前でアン王女と新聞記者が初めて会いました。
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トレヴィの泉で1セント硬貨を後ろ向きで投げました。今度はいつローマに戻れるのでしょう?この近くに美味しいジェラート屋さんがあると英会話の先生から聞いていたので行って見ました。西洋人が行列を作っていましたが、フィレンツェで偶然に入ったジェラート屋さんの方が美味しかったです。フィレンツェの方は後日探したのですがわかりませんでした。アン王女がこの近くの美容院で髪の毛を切りました。
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アン王女はスペイン広場でジェラートを食べていました。私はここで道脇にある水道からペットボトルに移した水を飲んでいました。一休みしたくなる場所なのですね。
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新聞記者とアン王女がべスパに乗って通り過ぎる場面が印象的でした。チュニジアのエル・ジェムにある円形闘技場も立派ですよ!
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サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の入り口にある真実の口です。行列を作っていたし手を食べられるといけないので、フェンスの脇からデジカメを入れて写しただけにしました。
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おまけでローマ最大の凱旋門のコンスタンティヌスの凱旋門です。日曜日だったので結婚式を多く見かけました。ローマの人たちはここで記念撮影をするようです。何かご利益でもあるのでしょうか??小さいですが奥のカップルは番傘を持っています。なんで番傘と思っていたら、中国系の人たちが売っていました。ヨーロッパでは珍しいのか何人もの人たちが持っていました。華僑の人たちの商魂もたいしたものです。

ローマ-バチカン編へ続きます。

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ローマ-街道編 [旅行-イタリア]

1ヵ月前のローマの1日の続きを書き込みます。
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ハンニバルの足跡を追って新しい城壁も見てきました。ここはアッピア街道のサン・セバスティアーノ門です。この上に城壁博物館があるそうです。この新しい城壁はアウレリアヌスの城壁といわれ18ある門で最大だそうです。
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サン・セバスティアーノ門の直ぐ内側にドルルーゾ門があります。カラカラ浴場へ水を運ぶ高架橋だったそうです。普段は静かな道と思いますが、ここら辺を歩いていたら黒塗りの車が何台もサイレンを鳴らして走っていたので興ざめしてしまいました。
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アッピア街道沿いにある水道です。ローマ市内にはどこでも水道が流れているので喉を潤すのに助かりました。旧市街の方は少し鉄くさいと感じましたが、アッピア街道沿いの水は美味しかったです。ランニングやサイクリングをしている人も立ち止まって水を飲んでいました。
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サん・セバスティアーノ門を出ると最初のマイルストーンがあります。アッピア街道を探しながら行ったのですが、チリチア通りまで行ってしまい引き返して見つけました。これは昔からあるマイルストーンのようです。
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ここはFAO(国際連合食糧農業機関)です。思っていたより古い建物でした。ローマ時代の1マイルは1.6kmでなくて1.4km位だったそうです。上の最初のマイルストーンから計算するとアッピア街道の基点はFAOの石柱からから200m戻ることになります。
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ここはラティーナ街道とアウレリアヌスの城壁が交わるラティーナ門です。ハンニバルの時代この門はまだできていないので、彼は見ていないです。門の外は住宅地になっておりアッピア街道のような趣がありませんでした。
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ノーメンターナ街道とアウレリアヌスの城壁が交わるピア門です。ミケランジェロの最後の建築の仕事となったそうなので、当然ハンニバルは見ていません。ハンニバルはこの門の辺りから帰ったと思われます。門の内部には歩兵部隊歴史博物館があるそうです。デモね、第二次世界大戦中のイタリア軍はすごく弱くて、ドイツ軍が尻拭いをして北アフリカ戦線に進軍しなければいけなくなりました。もし日独伊三国同盟が無ければドイツはロシア戦線に集中でき、ロシアはシベリアに兵を送る余裕は無かったはずです。

ローマ-休日編へ続く
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ローマ‐ハンニバルの足跡 [旅行-イタリア]

しばらく書き込まなかったですが、一時帰国を1週間していました。AZ867便で06:00にチュニスを発ち、07:30にローマに着きました。ローマ発は21:50だったのでローマに12時間以上いることができ市内観光をしました。今回の目的は紀元前200年頃にハンニバルがローマ市街まで行った足取りを追ってみました。
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塩野七生のハンニバル戦記(中)には4.5km離れた宿営地からラティーナ街道を途中でそれてコリーナ(コッリーナ)門まで、城壁沿いに視察したと書いてあります。この城壁はセルウィウスの城壁と言って、今の城壁の内側にあり調べるのに苦労しました。線が4.5kmです。おそらく宿泊地は右下のCirolo del Golf di Roma 辺りでしょう。
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今の城壁内のVia Latina(ラティーナ街道)です。石畳の上にアスファルトが施されているし城壁外は近代的な住宅街なので、後日紹介するVia Appia(アッピア街道)より、趣がありませんでした。
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カラカラ浴場近くのラティーナ街道とアッピア街道の合流地点です。ここら辺の城壁は凹んでいたと思われるので、ここから右に向ったと思います。
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FAOの前でCapena門があったところです。ハンニバルはこの門は見ていないと思いますが、アッピア街道の基点で先ほどの道を直進するとあります。
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Celioの丘の上のCaelimontana門がここら辺にあったと思われます。ハンイバルは丘の上を横切らなかったかもしれません。
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Querquetulana門がちょうど人が写っている辺りにあったことでしょう。ハンニバルの時代にはコロッセオが建設されていないので、こんな景色でなかったでしょう。
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Esquiliana門跡近くの公園に遺跡がありましたが、建築様式からして後年のものだと思います。この地区は中華街になっていて漢字の表記や中国人が多かったです。
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テルミニ駅を出ると直ぐにセルウィウスの城壁を見ることができます。この時代の石組みはレンガのものでなく大きい石を積んでいたことが分かりました。写真の手前にViminalis門跡らしき石組がありました。
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大蔵省の角にあったCollina門跡です。ハンニバルはここまで来て帰って行ったそうです。手前の道はVia Nomentana(ノーメンターナ街道)右の道が塩の道と言われるVIa Salaria(サラリア街道)です。

私はテルミニ駅からコッリーナ門まで戻ってハンニバルと逆方向をラッティーナ街道とアッピア街道の合流地点まで歩きました。地図を見ながら1時間45分で歩けました。ハンイバルは馬に乗っていたので、ローマには1時間もいなかったと思われます。この跡チュニジアに戻って二度と見ることがなかったハンイバルに、ローマはどのように写ったことでしょう。
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