SSブログ

パリ [旅行-フランス]

タンザニアへ行く前に、パリの親戚宅で2泊した。
パリの目的は買い物、ファラフェルを食べることオルセー、ルーブル、モンマルトルの丘へ行く事だった。

シャルル・ド・ゴール空港でRER(電車)のチケットを自動販売機で買おうとした。マスターカードは使えずお札で買おうとしたが入り口が無い。仕方が無いのでカバンの奥からVISAカードを出してもう一回操作をしたら購入できた。

親戚が働いているおマドレーヌ寺院の近くの店に行くためにRERを乗り継いで行ったのだが、同じ切符でRERから地下鉄も利用できるとのこと。

最初のお昼は半カツ丼にみそラーメンのセットで確か10ユーロ。イスラムの国では豚肉が食べれないのでおいしかった。
その後、オルセー美術館へ。11年前にも行こうとしたのだが月曜日で休館日だったので今回はぜひ行きたかった。美術館は思ったより広く見ごたえがあった。

ルノアールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」は製作当時、死体が腐ったような皮膚と評され好評でなかったと本で読んだことがあるが、写真で見る限りではそんな事は感じられなかった。しかし、本物を見たら納得、もっと華やかな絵と思ったけど打撲傷の皮膚のようで今までのイメージと違っていた。インパクトがあったのは「ヴィーナス」の誕生。でも、気に入ったのは子供の頃に写真が家にあった、ミレーの「落ち葉拾い」。閉館時間は6時までだが5時30分を過ぎると締め出される。

親戚のお店が終わるまでまだ時間が有ったので、セーヌ川を見ながら少し散歩、コンコルド広場でオベリスクを見たりして時間をつぶした。
地下鉄とRERを乗り継ぎ親戚宅の最寄の駅、サン・ジェルマン・アレーへ。ここはルイ14世がベルサイユ宮殿を建てるまでいたお城が残っている。
夕食で飲んだアルザスの遅摘みワインはアイスワインと貴腐ワインの間の甘さでおいしかった。

二日目はエッフェル塔を対岸に見ながら、ギメ美術館へ。ここは親戚のお勧めで見ることにした。 アジアのコレクションで有名だそうだ。夜の話ですが、50mくらい先に日本のコレクションの別館があるけど、日本人はいないと・・・だって、地球の歩き方にもそのことは書いてないから日本人はわからないはず。
ギメ美術館に3時間もいたのでルーブルは中止。フランス革命の発端となったバスティーユが見たかったので、この駅で降りてユダヤ人街あるマレー地区まで歩く。ここではNHKのフランス語講座でやっていたファラフェル食べるためである。ファラフェルとはヒヨコマメのコロッケが入ったサンドイッチで4ユーロだった。味はココッケがサクサクしてGood。 チュニジアで私がいつも食べている羊肉の入ったサンドイッチ、シャワルマも6ユーロであった。チュニジアでは1ユーロなんだけど・・・。私以外の日本人や外国人で混んでいた。
そこから歩いて、ソルボンヌ大学の先にあるプラス・モンジェへ。多分ほとんどの人が知らない少し小高い地区。ここはフランス語の教科書に出ていたのでちょっと興味があった。地下鉄の駅は閉鎖されていたので歩いてきて正解だった。
ここから今度はモンマルトルへ行くため、ノートルダム寺院の前を通って地下鉄に乗り北駅の次の駅へ。出口を間違えたら、少し治安が悪そうな場所だった。

サクレクール寺院を目指して東側から丘を登る。

教会を見た後にパリの風景を見ながら少し休憩をとる。ここから名所を見るには双眼鏡があったほうがいいかな。

帰りは似顔絵を書いている人たちを見ながら西側の丘を下る。この界隈は有名人の住んでいた家が多く玄関の脇に名前の入ったプレートを確認できる。映画アメリの撮影で使われたカフェ・ドゥ・ムーランへ。このカフェは一回通り過ぎてしまった。看板には「Cafe des 2 MOULINS」と。ドゥとは数字のdeuxで2だったのです(^^♪。お店の前にカキが売っていた。ここからまた少し戻り今度はモンマルトル墓地へ。フランスの人の墓は皆立派。有名人の墓の前にはお花が多く飾ってあった。後で墓地の話をフランス人の親戚にしたら、わざわざ墓地なんか見ないと笑われた。だって途中にあったから・・・。
二日目の夕ご飯はシャンペンに日本食。私は炊き込みご飯に納豆をかけて食べた(^^♪。チーズを食べると娘さんがフランスパンを切ってくれた。彼女曰く「どうしてもじゃないけど、チーズとパンを一緒に食べるとおいしいから」だって。私はどうやって食べても同じかな。

三日目の朝6時、パリの親戚に見送られてシャルル・ド・ゴール空港へ。RERストライキをするので時間が当てにならないとタクシーで。60ユーロ位と聞いていたが、102ユーロも掛かった。途中から持ち合わせが足りるかひやひや出した。

今回のパリで感じた事は、寒いのにスクーターで走っている人が多いこと、女性も大きいスクーターを運転していた。駐車場の必要が無いから人気があるらしい。それと、女性の歩きタバコを多く見た。優雅そうに見えるパリの生活ですが、歩きタバコの規制はどうなっているでしょう。
そうそう、目的の一つであった買い物はすっかり忘れていました。ボールペンの芯と電動歯ブラシなのでたいしたものではなかったのですが・・・。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0