SSブログ

ダル・エス・サラーム1 [旅行-タンザニア]

安全上、ダルエスサラームでもデジカメを持ち歩かなかったので写真はありません。

パリからアムステルダムで乗り継ぎ、途中キリマンジェロ空港でお客を下ろしてダル・エス・サラームへ。約15時間半の旅。私の両隣はフランス人。彼らは機内食をサラダ→メインディシュ→チーズ→デザートとフルコースで食べていた。さすがフランス人。
空港でビザの申請書類を記入して待っていたら、事前審査の入国管理官から「公用パスポートなのでビザはいらない」言われた。今度は入国審査へ、「ビザがない」と言われたので、「あっちの管理官から、公用パスポートなのでいらないと言われた」と言うと、管理官が「sorry」と言った。私はこの言葉にびっくりしたのと、そんなにプライドの高くない人たちなのかと感じた。

空港を出ると、新潟の大学院に留学していた友人が迎えに来てくれた。5年ぶりの再会である。現地の人の生活が知りたかったので彼女の家にホームスティさせてもらう事にした。ダル・エス・サラームは活気があり、どこと無くフィリピンの地方都市に感じが似ている。途中から凸凹道になり、4輪駆動車でないと走れないような道を普通の乗用車で走り家へ着いた。家は新築中で電気が無くランプで明かりをつけている。当然水道とシャワーも無く、井戸から水を汲んで水浴びをした。トイレは水洗だが、日本古来のトイレに似ているが平らな形である。このトイレは、進行方向に向かってするのか、洋式トイレのように逆なのか、ついに聞かずじまいだった。ちなみに私は日本式の向きでしました(^^♪。夕ご飯はバナナと野菜の入った煮込み料理でココナッツミルクがうまく使われていておいしかった。食後に買ってもらっていた、マラリヤ予防薬「メフロキン」を飲む。本当は渡航1週間前から飲まなくてはいけないのだが、チュニジアでは入手しにくい。価格は6錠で15,000シリング(1,500円位)。これは週一回の服用で良いが、帰国してから4週間飲まなくてはいけない。後でタンザニア在住のオランダ人医師に聞いたら、彼女もメフロキンを服用しているが、もっと良い薬が出ているといっていた。
ダル・エス・サラームは蒸し暑く、汗をかきながら蚊帳の中で睡眠をとった。

翌日は銀行のATMでタンザニア・シリングを引き出した。国際キャッシュカードは便利である。ちなみにドルとのレートは50ドル札以上が1,240シリング/ドル、20ドル札以下が1,160シリング/ドルだった。その後、ダル・エス・サラームからサファリツアーの基点となるアルーシャまでのバスチケットを27,000シリングで買う。JICAの安全ブリーフィングの時間までまだ少しあるので、海に面している大統領官邸や友人が働いている首相オフィスを見たりしていた。途中に中国が寄付したタワーが見えたが、この町にはちょっと似合わない。JICAタンザニア事務所は官庁街の外れの銀行と同じビルにあった。土曜日でお休みなのですが休日出勤をし、ブリーフィングをしてもらいありがたかった。ワンボックスカーの乗り合いバスを乗り継いで帰宅する。夕食はサバのシチューとほうれん草の油炒め、デザートはパパイヤだった。サバはダル・エス・サラームの沖合いにあるザンジバル島から来たとお手伝いさんが言っていたが、鮮度の良さから日本から輸入されたものと思う。昨年は北欧のサバが高く、日本からタンザニアへ2,370トン弱輸出している。サバがこのように一般的に食べられているのはうれしい限りである。ちなみに日本からチュニジアへのサバの輸出量は1,180トン。しかし、これは食用でなくマグロ蓄養の餌と考えている。
教会からの歌声とコーランのお祈り、キリスト教徒イスラム教が混在するフィリピンのミンダナオ島みたいな雰囲気だった。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 2

いでっち

いつも楽しく観ています。がきちゃん、すごいよね。世界を満喫してるね。俺なんて今年はリロアンにも行けません。
by いでっち (2007-04-09 20:30) 

GAKI

裁判とかあって大変なのは知っていました。
いでさんがリロアンに行かないと今年は少し寂しいかな。
トゥバもお預けですね。
by GAKI (2007-04-10 16:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0