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ウティカ [旅行-チュニジア]

2日目はチュニスからイシュケウル国立公園、カップ・ブラン(アフリカ大陸最北端)を周ってウティカへ行きました。イシュケウル湖の水は確か冬4.5%で夏40%位?だったので過飽和状態です。南部の塩湖は確か37%と書いてありました。地中海の塩分が3.7%だそうです。普通の海水は3.2%位、飽和食塩水は26%位なので溶解度と同じ計算でもしたのかな??フランス語を理解できればいいのですが、怪しい数値です。水鳥も今回はいませんでした。ドライバーはカップ・ブランの付け根にある重罪を犯した人の入る刑務所脇を通ってビゼルト経由でウティカ(Utique)へ向いました。
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ウティカは紀元前1100頃にでき、カルタゴより300年ほど古いフェニキアの町です。当時はメジェルダ川の河口に面していたそうですが、今は海岸から離れています。ガイドによると当時の人口は35,000人と言っていました。大浴場や劇場もあるのですが、お昼までに空港へ行かなければならないので住居跡だけを見学しました。
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これは日時計だそうです。下の石は波状に加工されたプールで、私は良く分からなかったのですがガイドは亀が2匹いると言っていました。
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フェニキア、ローマ、ビサンチン時代のモザイクもあったのですが、大理石の床は初めてだったので写しました。当時はどっちが高価だったのでしょう?
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井戸の周りにロープの跡が残っています。井戸は大きくなく、現代のバケツ1杯しか入らない大きさです。プールや滝など水を使った施設が何箇所もあったので、水は豊富だったのでしょう。
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お墓もいっぱいありました。ガイドが壁際にあった部屋のドアを開けてくれたら、骸骨がありました。フェニキア時代のものです。ちなみにフェニキア人は埋葬されるとき股の上に手を置いたそうです。カルタゴ博物館には特徴が良く分かる骸骨があります。

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