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セネガルの旅-ピキン活動編 [旅行-セネガル]

昨日は一日早かったですが、フランス語のクラスでチョコレートを食べました。イスラムの国ですがフランスの影響があるのでしょう。4名のチュニジア人の若い女性がいるのですが、3名はフィアンセが決まっており、2名はフランス在住、1名はアルジェリアへ出張中だそうです。

ここはピキンの魚市場内にあるASFEMと言う、女性グループの建物で日本大使館の草の根援助で2004年9月に建てられた建物です。いただいたチラシによると2001年12月にこの協会を設立し、2002年4月に410名の貧困女性が再結集したと書いてあります。隣に別の女性グループの建物がありました。こちらは魚市場関係の人が設立したそうで、どこでも自分の身の回りを固めたいのだと思いました。

彼女が今回お世話になった青年海外協力隊の方です。このグループに派遣された何代目かの家政隊員で今年の3月下旬に2年間の任期が終わると言っていました。チュニジアでもサンダルを履く隊員はいますが、ビーチサンダルを履いて闊歩する隊員と会うのはフィリピン以来です。私も当時はそうでしたが・・・。彼女の逞しさを感じました。ここでフランス語を話せるセネガル人は3名。隊員の人は現地語のウオロフ語を話していました。自分の意思を明確に伝えたいためか、チュニジアの隊員がアラビア語を話す話法に似ていました。

これはレストランの壁です。この女性グループは魚市場で働く女性にチョッパーなどを購入するためのお金を貸したり、レストランを運営したり、水産加工品を作ったり、識字教育をしています。お金を管理する人が少なかったり、先生が来なかったりとどこでも同じような問題を抱えています。

彼女はグループの中でも意欲的に活動する人で、教えてもらったエビの天ぷらを作っていました。小エビ20匹位の天ぷらが400CFAでした。隊員の人はフランスパンに挟んで食べていました。味はチュニスの日本食レストランで出る天ぷらよりずっと美味しかったです。現在、利益が出るかテスト中だそうです。その他に彼女はこのグループからお金を借りてバーベキューを作るブロック塀を作っていました。

お昼に食べたチュブジュン(白)の具材です。あとでお米を入れるとか。チラシに書いてある日替わりメニューを見ると、チュブジュンは魚ご飯と意味で白と赤があります。価格は他の料理も400CFAです。ダカールのレストランの1/5位だと思います。セネガル人はピーナッツオイルを多く入れた料理が好きだそうです。この料理はオイルも少なく、チュブジュン(白)は日本人の口に合うそうです。私は不味くはなかったですが、少し油ぽかったので食べるのに時間がかかりました。

ここでは毎週水?、木曜日に魚の燻製や練り製品を作って販売しています。今週は注文が少なかったので加工は止めたそうです。お客はダカール在住の日本人で、注文を受けタクシーでJICAセネガル事務所へ持ち込むといっていました。価格はエビ燻製1000CFA/70g、アジ燻製500CFA/100g、魚の春巻き650CFA/5個、あじだんご650CFA/10個などです。薫製品はこの網で塩をつけたあとに干してから、ブロックでできた燻製釜に約3時間入れた後、真空パックにしてラベルを貼って出来上がりだそうです。燻製に使うチップは材木屋さんからもらってくるそうなので、そのつど風味が違いそうです。

冷蔵庫の中には春巻きがありました。セネガルではNemと言って人気があるそうです。パンフレットには「どの商品も新鮮な魚を使用し、保存料、添加物など一切使用していません」と書いてあります。ダカールに住むことになったら購入しそうです。

セネガル人には珍しく、彼から写真を写してくれと言われました。少しピンボケでごめんなさい。後ろが識字教育に使っている黒板です。今は九九を習っていました。私は小学校2年生の3学期に覚えさせられましたが、仕組みを覚えるのはこっちの方が楽ですね。今は電卓しか使わないし・・・。小学生の私はなぜ暗記しなければいけないのか意味が分からず、最後まで居残りをさせられました。学習時間は確か月、火、金曜の13時から。授業は先生が来ないそうで、進んでいないようです。

ピキン午後編へ続きます。


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