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欧米の旅-パリ2 [旅行-フランス]

気が付けば、早いもので今回の旅行から1ヶ月が過ぎていたのですね。昨日、同期のシニアボランティアの方が任期を2ヶ月半残して任期短縮で帰国しました。これで同期は13名から8名に減り、同じ仕事先の人だったので寂しくなりました。人生を重ねるにつれて帰国理由も増えるようです。
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さて、今回の旅の最終日となりました。この日のためにJICAの駒ヶ根訓練所でお世話になったフランス語の先生からパリの美術館の話を聞いていたのですが、のんびりしたくて親戚の家から近いサン・ジェルマン・アン・レーのお城を見ることにしました。地球の歩き方にはルイ14世の生誕地と書いてあります。写真の右側にバス停があり、いつもここからバスを乗るだけで通り過ぎていました。
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親戚の娘さんが一枚目の写真の時計の下から入ると、国立考古学博物館があると教えてくれました。そして、今年から入館料が無料になったと言っていました。館内は青銅器や人骨などが展示さていたのですが、フランス語の説明なのでよく分かりません。チュニジアではローマ時代の遺跡に転がっているようなものでも仰々しく飾ってあります。そして順路を回ったらこのお城の中庭へ。写真の左奥に次の展示室の入り口がありました。
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一枚目の写真の奥に見晴台があります。写真はセーヌ川に架かるRERの鉄橋と思います。この辺りを印象派の人たちは好んでスケッチしたそうです。親戚宅には近所を描いたシスレーの絵がありました。
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写真では分かり辛いですがテラスからエッフェル塔や、高層ビル街のラ・デファンスが見ることができます。パリ市内ではビルの高さ制限があり、郊外にパリのウォール街を作ったと親戚の娘さんが言っていました。
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広い公園には考古学博物館を見学し終えた小学生たちがお昼を食べていました。これが終わったら夏休みになるのでしょうか?
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バックパックを取りに親戚宅に戻って、親戚と娘さんと3人で車に乗ってサン・ジェルマン・アン・レーの駅まで。途中、三銃士を書いたアレクサンドル・デュマの大邸宅の前を過ぎました。中を見学するには正面でなく脇道の駐車場から入るそうです。彼は浪費家だったそうですが、フランス料理の向上に貢献したと言っていました。この写真の説明です。チュニジアの信号機はフランスのをまねたそうで、停止線の直ぐ横にあります。親戚の記憶にないくらい昔からこのタイプの信号だそうです。しかし、チュニジアでは写真のような補助灯が下に付いていないので信号が良く見えません。仮に補助灯が有ったとしても、こちらでは信号無視をしたり停止線をオーバーして止まって役に立たないかもしれませんけど・・・。

サン・ジェルマン・アン・レーの駅でシャルル・ド・ゴールまで一枚と言ったら、何か言い返されたので空港の別名ロワッシーと付け加えました。料金は11.2ユーロでした。パリから空港まではゾーン1-5で8.2ユーロ、サンジェルマン・アン・レーからパリはゾーン1-4で3.5ユーロなので、通しで買っても0.5ユーロしか安くなりません。3人でパリに向った理由は、彼女たちのパスポート更新のためでした。親戚の娘さんは20歳で、日本では2重国籍を認めておらず22歳までにフランスか日本の国籍を選ばないといけないそうです。日本はこれから少子化で若者が少なくなるのだから2重国籍を認めて活性化をすればいいのにと言っていました。数年後には法律改正があるかもしれません。そんな話をしながら、証明写真を写さなければとシャルル・ド・ゴール・エトワールで分かれました。駅員が何か言った理由が分かりました。

私はそのまま乗ってレ・アールでRERのB線に乗り換えです。電車を待っている客はいるのですがB線の電光掲示板が消えています。しばらくして放送があり、乗客がいなくなりました。これはバスで空港まで行かなくてはと思ったのですが、駅のインフォーメーションを見つけ英語で聞いたら、RERのD線に乗って北駅で乗り換えろと。北駅で荷物を持っている人の後ろについていったらTGVの駅で大失敗。また、同じチケットでRERに入れたのでフランス軍の警備の若者に聞きました。フランス語しか話さないので苦戦しましたが真直ぐに行って32番線を上がれと言われ出発1時間前に空港に着きました。タンザニアに行く時はタクシーで行ったのですが、RERを使うなら2時間前に着くような予定を進めます。
前回の空港まで→http://gaki.blog.so-net.ne.jp/archive/20070406
空港で自動チェックインをしたら3列の中央席しか空いていません。どうせなので最後尾の座席を指定しました。飛行機は16:10発のAF1284でしたが、出発は遅れて17時頃でした。飛行機の私の席にまたまた他の人が座っています。今回は彼らの席に他の人が座っていたのが原因でした。隣の人はチュニジア人でしたが普通のパスポートで無く反対側の席にチュニジア人為見せていました。スチュワーデスも良く話しかけていたので特別な人のようでした。入国審査をパスしたので、不法滞在の人たちを連れて帰るところだったのでしょう。連れ戻される間にいた2名は悪びれた感じが見受けられませんでした。チュニスに19時頃着いて、免税店でワインとビールを買って帰りました。チュニスは10日間で気温が7度上がり35度になっていました。


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