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高校生国際協力体験視察の旅6 [フィリピン]

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火山灰で埋まったBACOLOR CENTRAL SCHOOL

視察の旅に参加して M.K(村上市)

「海外旅行行くなら、アメリカかヨーロッパ。」この旅行に参加する前の私なら、そう答えただろう。でも、今なら真っ先に「フィリピン。」と答えるだろう。私が、もう一度フィリピンに行きたいと言う気持ちにさせるのは、きっと、そこで出会った人々がいるからだろう。最初”発展途上国の人”ということでかわいそうとか思って、どう接したらいいか分からなかったけど、話しをしていくうちに、どの人も、私達の周りにいる人々と変わりないと感じた。ステイ先の女の子は、私と同じ16歳の普通の女の子だった。
良い意味でも悪い意味でも日本と違ったのは子供たちだった。私が一番好きになったのは、あの人なつっこさと笑顔です。見ず知らずの私にも見せてくれる笑顔は、とても最高でした。そして、日中、年の差の関係なく仲良く外で遊ぶ光景は、日本ではあまり見られなくなったものだった。
そして、まだ幼いのに、学校に行かず、物を売り歩いたり、トライシクルを運転する子供たち。テレビで見て知ってはいたけど、ショックを受けた。それを見て、たくさんの物に囲まれ欲しいものは手に入れることができ、学校にもちゃんと通わせてもらえる私は幸せなんだなーと実感しました。
あと、物乞いする子供たち。旅行前、お金を催促されたら払うかもと考えていたけれど、スタッフの人に、それが本当のボランティアではないことを教えられた。本当のボランティアのために、自分は何か技術を身につけて、それを、大好きな子供たちに教えていければと思います。
最後に、この旅行への参加を快く許してくれた家族、お世話になったスタッフの皆様、一週間という短い間だったけど一緒に過ごした15人の友達、みんな本当にありがとう。
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