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高校生国際協力体験視察の旅13 [フィリピン]

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サコビアバンバン川を渡る幹線道路

フィリピンで感じたこと A.O(南魚沼郡)

7日間という、短い期間だったけれど、フィリピンでいろんなことを感じたりしました。
空港の外に出たとき、日本にはない暑さと変わったにおいがしました。そして空港に、たくさんの人がいて、驚きました。バスに乗り外を見ると無数の車、そして至る所に大統領の選挙のビラ、日本とはちがう様々な風景が目に入ってきました。
私はあまり食べ物のことは、心配していなかったけれど、フィリピンに着いてから、とても心配になってきました。いったい何をどんな風にして食べているのか。手を使って食べることに、最初はなんとなく抵抗を感じていたけれど、せっかく来たんだから、と思って手を使って食べました。食べていくうちに、スプーンやフォークを使って食べるより、手の方がだんだん食べやすくなってきました。そして、なんのいっても、フルーツがおいしかったと思います。日本では食べられないものがたくさんあって、うれしかったです。そして日本にいる時から、思っていたことで、バナナをたくさん食べようと思いました。日本ではほとんど皮をむいて食べてるけど、フィリピンでは、皮をむいて食べたのは一回だけ、それ以外すべて、焼いてあったり、佐藤がついてたりしました。バナナを食べた中で印象にここっているバナナが二つあります。一つは、高速道路に入る前に食べたバナナ。あれは、あんまりおいしくなかったけど、変なにおいがして、印象があります。二つ目はホームステイした時に食べた物で、家ノ前にバナナを輪切りにして売っている移動式のお店があって、それがおいしいから食べようと言われました。バナナに、ミートソースみたいな物をつけて食べるものでした。それを一口食べた時、口の中が火事になりそうでした。辛かったので、あまり食べなかったけれど、変わった食べ方だったけど、おいしかったです。
私がこの旅で一番つらかったのは、バスに乗っているとき、小さな子供がバスの近くに来て「MONEY, MONEY」と言ってくることでした。お金をあげたいけれど、彼らに悪い癖ができてしまうので、あげられません。同じ子供でも、貧富の差があり、すごく悲しいです。こんな差が無くなってほしいです。
私はこの旅で一番楽しみだったのがホームステイでした。私がステイした家には、お母さんと女の子の二人暮らしの家でした。二人とも、とても私にやさしくしてくれました。言葉の方は少し問題はあったけれど、なんとか会話をしましたが、まだまだ勉強をしなくちゃいけないな、と思いました。ステイした家の女の子と友達と仲良くなりました。そして私をいろんな所に連れてってくれました。行く先々でみんな私の名前を聞いてきて、すぐ仲良くなりました。私はタガログ語がしゃべれないので、みんなの話に入っていけなかったことが、一番心残りです。
フィリピンに行く前と行った後では、ずいぶん違うイメージになりました。どこが?と聞かれてもなんと答えていいのかわからないけど、変わりました。そして自分の考え方も、日本から離れて、少しは変わったと思います。そして裕福だからといっても決して幸せではないことが、わかりました。また、この旅で貴重な体験や学ぶことができて、とてもうれしく思います。この旅で不思議だったけど、勉強をしようと思いました。この思いを失うことなく一生懸命やっていこうと思います。そしていつかまた、フィリピンを訪れてみたいと思います。その時までには、英語も、タガログ語も、できるようになりたいです。
そして協力隊のOB・OGのみなさんにはとても感謝しています。迷惑をかけてすみませんでした。14人の友達、両親にも感謝しています。ありがとうございました。

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