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高校生国際協力体験視察の旅12 [フィリピン]

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東京駅で解散式

フィリピンで感じたこと T.I(南蒲原郡) 

フィリピン訪問によって私の想像している以上に世界は狭いものだと実感した。特にステイ先で子供たちがテレビゲームで遊んでいる姿や同年代の会話の内容は、日本とほとんど同じだった。
私の初めての外国の思いでは、フィリピン人と接することのできたホームステーだった。私は行く前から言葉をかなり心配していたが、全くその通りになった。私とステー先には幸運にも私と同い年位の女の子がいてその子とその子の友達と過ごしていたが、彼らも母国語が英語でない上に私の英語は単語だけでなかなか伝わらず、通じないと私が笑いながら頭をおさえて、アイムソリーと言うと、さっとタガログ語が登場した。その結果、二日間のステイ先での夢は、彼らがタガログ語で私に何かを言って私はうなされて目が覚めるものだった。しかし、みんなとの遊びは、言葉が通じないながらも、身振り手振りを使って意思を伝えることができて楽しかったし、フィリピンをもっとも感じることができた。
私はマニラの街を見たとき、この国が援助を受ける必要があるのかと疑った。高層ビルと舗装された道路。日本の都会とほとんど変わらない風景だった。しかし、一般道を外れると線路脇を我が家とする人々がいる一方、高い壁に囲まれ入り口には銃を持って警備にあたる人がいる地域にすむ人もいた。バスの中でも貧富の差を感じずには入れなかった。マニラほどでもないが、サンフェルナンドでもあった。シカシサンフェルナンド場合はピナツボ噴火によって以前の家に住めなくなり新しい家を建てるためにお金を貯めているそうだが、ピナツボ噴火から5年以上立っているのにまだ板を重ねるあわせただけでできている家に住んでいた。
ピナツボ噴火のすごさは近くで見るより遠くで見るほうがよくわかった。近くで見るとあまりにも範囲が広いのでピンとこないが、遠くからピナツボを見ると、緑の山の一部が白くなっていて見えいかに広い範囲で被害を被ったかがわかり自然の力の大きさを改めて感じた。
この視察の旅を通じてたくさんの出会いがあった。ステイ先では盛大な誕生日パーティーに行き、そこでさらに甘いフィリピン料理を食べたり、寝るとき上から虫が落ちてきたりと、日本では体験できない体験ができた。
スタッフのみなさんと、14人のメンバーのみんなのおかぜで、またますますフィリピンという国を知ることができたし、たくさんの笑いをふりまいてもらって最高に楽しい旅でした。また、皆さんとフィリピンに行きたい。
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